2010年2月6日土曜日

動的なRouting登録の素敵な方法

MVC V2 RC2が出てるのに関係ない話です。

Editable Routes Using App_Code

少し前にエントリされてたけど、ずっと放置してたです。そもそもEditable Routesで最初の実装サンプルが出てた話。

何をしてるのかというと、動的なRoute登録をするのにいちいちビルドし直さずに、Routes.cs ファイルをBuildManager.GetCompiledAssemblyで実行時にコンパイル。Routes.cs自体にCacheDependencyでファイルの変更監視をさせておき、csを書き換えた時点で動的にコンパイルしなおす(上記BuildManagerで)。そこから取り出される IRouteRegistrar実装がルーティングを登録するようにしておくことで、Global.asaxにルーティング情報を保持しなくて良くなるし、アプリケーションの機能とルーティング情報を分離して、柔軟な環境にできる(Subtextがそうなってるのかね)んですね。

で、 CacheDependencyでファイルを監視させるときにFileSystemWatcherを中で使ってて、それがFullTrustじゃないと実行できないから不便だねっていうのがこのエントリの本題みたい。解決方法としてはシンプルに~/App_Code下にRoutes.csをおいて、自分では監視しないようにするところ。そうしとけば、MediumTrustでも動くんだよと。なるほど。

~/App_Code配下のファイルなら更新時にAppDomainがシャットダウン(CodeDirChangeOrDirectoryRename)して再起動されるから、その ASP.NETの仕組みに任せとかばいいじゃんと。素敵だす。その場合、コンパイルは勝手にされるから、 BuildManager.GetCompiledAssemblyじゃなくてBuildManager.GetTypeでAppDomainに読み込まれてるTypeを取得(もちろんIRouteRegistrarの実装)して実行すればよろしな流れ。

dotnetConf2015 Japan

https://github.com/takepara/MvcVpl ↑こちらにいろいろ置いときました。 参加してくださった方々の温かい対応に感謝感謝です。